好きな人と仲良くなりたい。距離を縮めるより、次の一手を一つ
好きな人と仲良くなりたいなら、「距離を縮める方法」を増やす前に、自分ができる一手を一つ決める。
私は、そのくらいから始めるのがいいと思っています。
話しかける。
少し長く話す。
また話したいと伝える。
よかったら、と一度誘う。
どれも小さなことです。
でも、仲良くなるかどうかは、その一手だけでは決まりません。
相手にも、同じだけ選ぶ余地があります。
「仲良くなる」を、自分だけの目標にしない
仲良くなりたい気持ちが強いほど、回数を増やしたくなることがあります。
もっと連絡する。
もっと会う。
もっと自分を知ってもらう。
でも、二人の関係を一人の努力だけで完成させることはできません。
こちらが近づけば、相手も同じ距離まで来なければならないわけではありません。
仲良くなりたい、は自分の願い。仲良くなる、は二人の出来事です。
ここを分けると、焦りが少し減ります。
四つに分ける
自分が決めること。
話しかけるか。誘うか。自分の気持ちをどこまで伝えるか。相手が嫌がったときに引けるか。
相手が決めること。
話したいか。会いたいか。返事をするか。どのくらいの距離が心地いいか。
二人で決めること。
会う時間、場所、連絡の仕方、これから何を一緒にするか。
誰にも完全には決められないこと。
何回会えば好きになるか。いつ関係が変わるか。この先どうなるか。
全部を「自分が頑張ること」にしない。
その方が、相手をちゃんと見られます。
次の一手は、一つでいい
まだほとんど話していないなら、次は挨拶だけでもいい。
普段少し話せるなら、もう一つだけ質問してみる。
一緒にいて楽しかったなら、
また話したい。
と伝えてもいい。
二人で過ごす時間が何度かあって、また会いたいなら、一度誘う。
一つ進んだら、いったん相手を見る。
次の手をすぐ重ねない。
一手ずつなら、相手が選ぶ場所も残ります。
相手の反応を、採点表にしない
返信が早い。
よく笑ってくれた。
向こうから話しかけてくれた。
また会おうと言ってくれた。
うれしい事実です。
でも、一つずつを「脈あり何点」と採点しなくてもいい。
事実は事実として受け取る。
分からない内心は、分からないまま残す。
必要なことは、関係が進んだときに会話すればいい。
相手が距離を望んだら、その距離を残す
誘いを断られた。
返信が続かない。
忙しいと言われた。
少し距離を置きたいと言われた。
そんなときに、もっと回数を増やせば関係が変わるとは限りません。
明確に望まれていないなら、近づき続けない。
相手の距離を尊重する。
それは冷たさではなく、相手を相手として扱うことです。
すでに「いい時間」がある二人へ
もう何度か会っている。
一緒にいる時間は楽しい。
でも、次のことを大げさに聞くほどではない。
そんな二人には、AGAINという小さなWeb体験もあります。
二台のスマホで、それぞれが「また話したい」「また会いたい」「どこか行きたい」「もう少し一緒にいたい」から選びます。
見えるのは、二人とも選んだものだけ。
相手の気持ちを全部見せるものではなく、関係を決めるものでもありません。
同じだった「また」を一つ見つけたら、画面は終わります。
握らない強さと、側に
好きな人と仲良くなりたい。
その気持ちは、持ったままでいい。
自分から一歩出てもいい。
ただ、その一歩で相手の答えまで決めない。
近づくことと、相手の距離を尊重することを両方残す。
NICE SKILLでは、そこに握らない強さと側にという言葉を置いています。
今日のちょっと
好きな人と仲良くなりたいなら、今日は「距離を縮める方法」を全部やらなくていい。
次に自分ができる一手を、一つだけ決める。
挨拶する。
話す。
伝える。
誘う。
一つやったら、その先は二人の時間に任せます。