また会いたいけど重くしたくない。気持ちは伝えて、返事は相手に残す
「また会いたい」は、言っていいと思います。
重くしたくないからと、気持ちそのものを薄くする必要はありません。
分けたいのは、伝えることと、相手にも同じ気持ちを求めることです。
自分はまた会いたい。
それは、自分の気持ちです。
相手もまた会いたいか。
いつ会うか。
どこまで近づくか。
それは、自分だけでは決められません。
だから、自分の希望として一度伝えて、その後の選択を相手に残す。
それくらいが、ちょうどいいと思っています。
重くなりやすいのは、「会いたい」より、その後です
「また会いたい」という一言だけで、必ず重くなるわけではありません。
むしろ苦しくなりやすいのは、その後に答えを取りにいくときです。
すぐ次の日程を決めようとする。
返事が来る前に、もう一度送る。
「あなたも会いたい?」と、同じ気持ちを確認する。
断られた理由を詳しく聞く。
自分の希望を伝えることと、相手の返事を握ることは別です。
伝えたあとに余白があるか。
重さを考えるなら、私はそこを見ます。
四つに分けると、少し楽になります
自分が決めること。
また会いたいと思っているか。伝えるか。誘うなら、どんな言葉で一度だけ伝えるか。
相手が決めること。
返事をするか。会いたいか。今は会わないか。考える時間が必要か。
二人で決めること。
会うなら、いつ、どこで、どんな時間にするか。
誰にも完全には決められないこと。
その先の関係がどうなるか。次も楽しいか。何回会えば特別な関係になるか。
ここを一つにすると、「また会いたい」と伝えるだけで未来全部を賭けるような気持ちになります。
でも、自分が今やるのは、一手だけでもいい。
使える言葉は、「私は」で止める
たとえば、
また話せたら、うれしい。
あるいは、
私は、また会いたいなと思ってる。
少し具体的にするなら、
またタイミングが合ったら、ご飯でも行けたらうれしい。
大事なのは、完璧な例文を探すことではありません。
「私はこうしたい」で止めることです。
「だから、あなたもこうして」まで一文に入れない。
気持ちは出す。
選択は残す。
返事が薄い、来ない、断られた
ここがいちばん難しいところかもしれません。
勇気を出して伝えたからこそ、いい返事がほしくなります。
でも、返事の薄さを何度も読み解いても、相手の内心が確定するわけではありません。
明確に断られたなら、その答えを尊重する。
返事がないなら、同じ誘いを重ねない。
予定が合わないだけなら、相手から別案が出ることもあります。
どの場合も、相手の選択をこちらで書き換えない。
これは諦めるためではなく、相手を相手のまま残すためです。
「相手もまた会いたいのかな」が気になるとき
気になると思います。
でも、返信速度や言葉尻から気持ちを採点し続けるより、二人でできる小さな確認の方が向いていることもあります。
すでに一緒にいる時間が楽しくて、もう少し先があったらいいなと思っている二人のために、NICE SKILLにはAGAINという小さなWeb体験があります。
それぞれが自分のスマホで「また話したい」「また会いたい」などを選び、二人とも選んだものだけを見ます。
相手の本音を診断するものでも、両思いを証明するものでもありません。
同じだったところだけ見て、その先は二人に返します。
握らない強さ
NICE SKILLでは、自分の一手は打つけれど、その先の相手の感情、選択、結果まで支配しないことを、握らない強さと呼んでいます。
「また会いたい」と伝えることも、自分の一手です。
返事まで設計する必要はありません。
伝える。待つ。相手の選択を残す。
それで十分なことがあります。
今日のちょっと
送りたい言葉があるなら、一度だけ読み返してください。
これは、自分の希望を伝えている? それとも、相手にも同じ気持ちを証明してもらおうとしている?
前者なら、短くして送ってもいい。
送ったあとは、相手の時間へ返します。