好きな人を追いかけすぎて疲れた。大切にすることと、追い続けることを分ける
好きだから、連絡したくなる。
会いたくなる。
もう少し自分のことを知ってほしいと思う。
それは自然なことだと思います。
でも、いつの間にか自分ばかり連絡している。
返事がなくてもまた送る。
会いたいと言っても流される。
それでも、もう少し頑張れば関係が変わるかもしれないと思う。
そして、だんだん疲れていく。
そんなときに分けたいのは、
大切にすることと、追い続けることです。
気持ちは伝えられる。
誘うこともできる。
でも、相手が選ぶ余地までなくす必要はありません。
好きな気持ちは、止めなくていい
追いかけるのをやめるために、好きな気持ちまで消そうとする必要はありません。
好きなら好きでいい。
会いたいなら、そう思っていていい。
大切なら、大切に思っていていい。
問題は、気持ちがあることではなく、その気持ちを理由に相手の選択まで動かし続けることです。
「好きだから、もう一回送ろう」
「好きだから、待っていればいつか」
「好きだから、相手も分かってくれるはず」
そうやって、自分の気持ちが相手への働きかけに変わり続けると、こちらも休めません。
自分から動くことと、追い続けることは別
NICE SKILLでは、自分が打つべき一手は打つと考えています。
だから、恋愛でも何もしないことを勧めたいわけではありません。
自分から連絡してもいい。
誘ってもいい。
気持ちを伝えてもいい。
それは自分の一手です。
でも、一度伝えたあと、相手が返事をしない。
誘いに応じない。
距離を置きたい様子がある。
そういうときまで、同じ一手を何度も重ねる必要はありません。
自分から動くことと、相手が動くまで追い続けることは別です。
返事がないことも、相手の選択に含まれる
返事がないと、理由を知りたくなります。
忙しいだけかもしれない。
迷っているのかもしれない。
本当は気があるのかもしれない。
いろいろ考えられます。
でも、返事がないこと自体も、一つの情報です。
それだけで相手の気持ち全部を断定する必要はありません。
ただ、今こちらへ返事をしていない。
今は会う約束をしていない。
今は関係を進める合意がない。
そこまでは見えます。
見えない気持ちより、見えている関係を材料にします。
引くことを、恋愛テクニックにしない
「追うのをやめたら向こうから来る」
という話があります。
でも、私は「追わない」を駆け引きにしたくありません。
相手を動かすために距離を置くなら、結局まだ相手の行動を握っています。
距離を置くのは、相手を追わせるためではなく、
自分と相手の選択を、それぞれの場所へ戻すためです。
自分は自分の生活へ戻る。
相手は相手の時間を使う。
また関わりたいなら、そのときの関係から考える。
そのくらいでいいと思います。
相手が嫌だと言ったら、止まる
ここははっきり分けます。
相手が連絡しないでほしいと言った。
会いたくないと言った。
距離を置きたいと言った。
そういう意思が示されたなら、それは尊重します。
「本当は違うかもしれない」
と解釈して、接触を続けない。
側にいることは、望まれない接触を続けることではありません。
相手が望む距離を残すことも、相手を一人の人として大切にすることだと思います。
自分の生活が小さくなっていないか見る
追いかけすぎて疲れているとき、相手のこと以外が少しずつ小さくなることがあります。
仕事に集中できない。
友人との時間でも相手のことを考える。
趣味が止まる。
眠る前も起きた後も、連絡を確認する。
そんなときは、相手を忘れるためではなく、
自分の生活を自分のところへ戻すことを考えます。
今日やる仕事。
食事。
寝る時間。
会いたい友人。
自分が好きだったこと。
恋愛の外にも、自分の時間はあります。
在る。側に。でも、追わない
NICE SKILLでは、必要なときに届く場所にいることを「在る」と呼んでいます。
そして、助けることと背負うこと、近くにいることと所有することを分ける関係を「側に」と呼んでいます。
恋愛でも同じです。
大切に思う。
必要なら伝える。
相手がこちらを選ぶ余地も残す。
そして、相手が選ばない可能性も残す。
大切にする。でも、追い続けない。
相手の自由まで含めて大切にするなら、その距離も愛情の一つだと思います。
今日のちょっと
いま誰かを追い続けて疲れているなら、一度だけ確認してみてください。
「私は、もう自分の気持ちを伝えた? 今は相手が選ぶ番じゃない?」
自分の一手をもう打ったなら、今日は自分の生活へ戻る。
相手の番まで、自分でやらなくて大丈夫です。